ガヴドロSSまとめ

「ガヴリールドロップアウト」のSSをまとめています。

ラフィエル×他キャラ

1: ◆LYNKFR8PTk 2018/07/28(土) 19:50:40.47 ID:5rkY+8yb0

マルティエル「お嬢様……何故急にそのような事を?」

ラフィエル「いつもマルティエルは私の世話をしてくれるじゃないですか~」

ラフィエル「だから偶には私が執事になって……マルティエルのお世話をしたいな~って」

ラフィエル「面白そうじゃないですか!?」

マルティエル「そ、そんな!! いけませんお嬢様!! お嬢様が私の世話などと……怒られてしまいます!!」

ラフィエル「でも今日はお父様もお母様もサラちゃんも夜遅くまで帰って来ませんよ~?」

ラフィエル「だからバレる事もありません。 いいじゃないですか~」

マルティエル「お嬢様……」




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1: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/08/20(日) 22:20:57.004 ID:A6iBytzq0

ヴィーネ「私達もついに三年生ね。進路どうしようかしら……」

サターニャ「そうねー……私は多分家のお店継ぐことになると思うけど」

ガヴリール「……」

ラフィエル(あれから数ヶ月……私たちは高校3年生になりました)

ラフィエル(それまでの間特に何も起こっていません)

ラフィエル(しかし、それはマルティエルが捕まったという報もないということ)

ラフィエル(マルティエルのことを信じたいですが……)

ラフィエル(マルティエルは絶対に何かをしようとしています)

ラフィエル(これを嵐の前の静けさと言うんでしょうね)

ガヴリール「ラフィエル?」

ラフィエル「はっ!?ど、どうかしましたか!?」

ガヴリール「そっちは2年の教室だぞ」

ラフィエル「あっ……」


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1: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/07/02(日) 01:44:41.235 ID:3Dj0Dy0X0

マルティエル「……」

マルティエル「お嬢様、今、なんとおっしゃいましたか?」

ラフィエル「マルティエルを解雇する、と言ったんです」

マルティエル「……?」

マルティエル「すみません、やはりおっしゃる意味が…」

ラフィエル「本当に、わからないんですか?」

ラフィエル「自分の胸に手を当てて、よーく考えてください」

ラフィエル「何か心当たりはありませんか?」

マルティエル「心当たり…」


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1: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/23(火) 00:38:45.398 ID:X/suqtIhd

皆様周知の事実かと存じますが、天使は卵を産みます。

姿形こそ人間や悪魔に近い天使ではありますが、その繁殖方法に限って言えば、大きな翼から想像される通り鳥類に近いのです。

初めての産卵は思春期の頃で、個人差はありますが早ければ10歳、遅くとも15歳くらいまでには経験することになります。

「マルティエル、起きてる……?」

その日、白羽邸内にある私の部屋を訪れた幼き日のラフィエルお嬢様のお顔を、私は今でも鮮明に思い出すことができます。

涙目で、頬を赤らめ、不安と羞恥とが入り混じった表情で私を見つめるお嬢様。

その時の私はお嬢様の身に何が起きたのかも知りませんでしたので、ただただ驚き、読んでいた本も投げ捨てて彼女に走り寄ったのでした。


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1: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/18(木) 21:16:57.240 ID:SC0ZLkla0

 
-ラフィエルの家-


タプリス「前から思っていましたが、白羽先輩のお部屋って」

タプリス「本がたくさんありますよね……」

ラフィエル「ほとんどが天界の実家から持ってきたものなんですけど」

ラフィエル「個人的に好きな本ばかりで、どうしても手放せなくて」

タプリス「あはは、やっぱり自分の好きなものって」

タプリス「手元に置いておきたいですよね」

ラフィエル「ええ」


タプリス「この本なんか、ずいぶんと古めかしいといいますか」

タプリス「歴史を感じる本ですね」

ラフィエル「ああ、それは錬金術の本ですよ」

タプリス「れんきんじゅつ?」

ラフィエル「はい、素材と素材を釜で調合して、新しい物を作り出す技術のことです」

タプリス「そんな魔法のような技術があるんですね、知りませんでした……」

ラフィエル「私も小さい頃に、その本を見て感動してしまって」

ラフィエル「いろいろ真似ごとをしてみたものです。ですが、才能がなかったみたいで」

ラフィエル「結局、私にはできませんでしたけど」

タプリス「白羽先輩でも、できないことがあるんですね……」

ラフィエル「そうだ、タプちゃん。よかったら、錬金術、試してみませんか?」


タプリス「わたしが錬金術を……ですか?」


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