2020年02月27日 タプリス「ちいさなちいさな、恋の音」 1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/20(火) 17:42:29.11 ID:tFC+Tw8y0 最初は、自分でも気づかないほどちいさな音でした。 からだの奥のほうから、とくん、とくんと響く、ちいさな恋の鼓動の音。 最初はだいきらいだったはずのあの人。素敵だった先輩を駄天使にさせた、いつも騒がしい人。 …でも本当は誰よりも優しい人。 私の心は、だんだんその人に惹かれていきました。続きを読む
2020年02月09日 ガヴリール「タプリスが不登校に……?」 1: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/23(火) 01:26:49.621 ID:06bKYDeC0 …… ラフィエル「……2017年4月、私達が下界で生活を始めてから、早くも1年というと気が経ちました」 ラフィエル「下界での生活を始めると共に入学したこの舞天高校、1年間の学業生活を終え、私達も2年生です」 ラフィエル「その際、天使学校を卒業したタプちゃんは私達と同じ、この、舞天高校に新入生として入学してきました」 ラフィエル「最初は毎日楽しそうに学校生活を送っていたタプちゃんでしたが、次第に元気が無くなっていき、最近では……」 ガヴリール「……学校に来てない、と」 ラフィエル「はい……」 ガヴリール「たまたま体調が悪いだけなんじゃないか?」 ラフィエル「私も最初はそう思っていたんですが、聞いた話によると、5月に入ってから一度も学校に顔を出していないみたいです」 ラフィエル「電話やSNSもダメです、応答もなければ、返信が返ってくることもありません」 ガヴリール「……タプリスには会いに行ったのか?」 ラフィエル「サターニャさんにお願いして、様子を見に行ってもらいました」 ガヴリール「サターニャか、まぁ、ある意味適任だな、私やヴィーネ、ラフィエルが様子を見に行くと不要な気を使って理由を話してくれそうにないし」 ラフィエル「はい、それで、ここから先はサターニャさんに聞いた話になるんですが……」 続きを読む
2020年02月03日 タプリス「えっちな本を見つけてしまいました……」 1: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/18(木) 21:48:04.210 ID:wuZDpIMu0 とある休日 おでかけ中 タプリス「暑くなってきましたねー……」 ヴィーネ「今年はタプちゃんも入学したしみんなでまた海にいきましょ?」 ガヴリール「えー……」 ラフィエル「それならまた新しい水着を買わないとですね♪流石にキツイので」 タプリス「へ、へえー……ん?」 サターニャ「どうしたのよ」 タプリス(あ、あそこに落ちてるのは……いわゆるエロ本!!!!!!!) タプリス「い、いえっな、なんでもないですよー?」ヒューヒュー 続きを読む
2020年02月03日 ガヴリール「千咲ちゃん、胡桃沢先輩と陽気なおっさんに振り回される」 1: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/17(水) 21:00:51.912 ID:MVoTsMgr0 -公園- サターニャ「いくわよ、タプリス」ブンッ タプリス「あの……」ブンッ サターニャ「なによ」ブンッ タプリス「なぜ、わたしたちは公園でキャッチボールなんかを……」ブンッ サターニャ「え? 暇だったからに決まってるでしょ」ブンッ タプリス「いやいやいや……もっと女子高生らしい遊びがありますよね」ブンッ サターニャ「例えば?」ブンッ タプリス「例えば……なんですかね。買い物とか?」ブンッ サターニャ「お金かかるじゃない」ブンッ タプリス「まぁそうですけど、それにしてもキャッチボールって……」ブンッ サターニャ「あんた、ただでさえ体力ないんだから」 サターニャ「たまには運動しないと、ダメで……しょ!」ブゥンッ タプリス「ああっ! どこ投げてるんですか!?」 サターニャ「なーはっはっはっ! つい、力を出しすぎてしまったわ!」 サターニャ「溢れ出る力をコントロールするのがね、なかなか難しいのよ!」 タプリス「もう、ボール取ってくるの大変なんですから……」 タプリス(あ、通りすがりのおじさまのところにボールが……) おっさん「……今、笑ったの、もしかして君たちかい!?」 続きを読む
2020年02月01日 サターニャ「敗者はとっとと失せなさい。目障りよ」 タプリス「う、ぐぅ~!つ、次こそは必ず勝ってみせます!!」 1: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/15(月) 23:12:53.596 ID:P9FDq8Sj0 数日後 とある休日 サターニャ宅 タプリス「あなたのお宅を天真先輩に聞きました!リベンジしにきました!!」 サターニャ「何度やっても同じことなのに……」 タプリス「確かにババ抜き勝負ではあなたが勝ちました……ですがそれだけで全てを決めるのは早計です!」 タプリス「それとも……怖いんですか?次の勝負で敗けるのが……!」 サターニャ「……いいわ。なら心が折れるまで付き合ってあげる」 サターニャ「で、次は何で勝負するのかしら?」 タプリス「ええと……だ、大富豪です!!」 続きを読む