1: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/08(水) 01:19:01.015 ID:lpWN3sYy0

ガヴリール「あのさ、お前らって付き合ってんだよな?」

サターニャ「えっ、そうだけど?」

ラフィエル「そのはずですが……」

ガヴリール「……なんかあんまり付き合う前と変わってなくね」

サターニャ「そんなことないわよ!」

ラフィエル「そうですよ、私たちこんなにラブラブですよ?」ギューッ

ガヴリール「いやだってさ、お前ら付き合う前からずーっと一緒にいたし……」

ラフィエル「それはそうですね」

サターニャ「そうだったかしら?」

ガヴリール「なんかあんまり進展した感じがしないんだけど」

サターニャ「そう言われるとそんな気がしてくるわね!」

ラフィエル「な、なに納得してるんですか!!」

ガヴリール「ま、お前らがそれでいいならいいんだけどさ?」

ラフィエル「むっ、その言い方はいささか気に入りませんね!」

サターニャ「いいわよ、そんなに言うなら私たちがどんだけラブラブか見せ付けてやるわ!」


6: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/08(水) 01:21:21.034 ID:lpWN3sYy0

サターニャ「……とは言ったものの、具体的になにをすればいいのか思いつかないわね」

ラフィエル「私たちラブラブですもんね……」

サターニャ「恋人らしいことと言えば……うーん……」

ラフィエル「セッ」

サターニャ「なに?」

ラフィエル「なんでもありませんよ?」

サターニャ「そう?」

ラフィエル「デートも毎週してますし、こうやって恋人繋ぎで帰ったりもしてますし……」

サターニャ「そうよねぇ……うーん、うーん……」


13: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/08(水) 01:25:25.349 ID:lpWN3sYy0

ヴィーネ「……で、なんで私に相談するのよ」

サターニャ「ヴィネットってなんかそういうこと色々知ってそうなイメージだし!」

ヴィーネ「私ってどんなイメージなのよ……」

サターニャ「教えなさい!ガヴリールをギャフンと言わせるようななにかを!」

ヴィーネ「と、言われても……そうね、いっそ同棲しちゃえば?」

サターニャ「どーせー?」

ヴィーネ「2人で同じ家に住むことよ、恋人同士の中でもかなり仲良くないと出来ないんじゃない?」

サターニャ「なるほど!さすがヴィネット、そんなS級恋愛的行為(ラヴァーズアクション)がパッと思いつくなんて!」

ヴィーネ「そんなことで褒められても嬉しくもなんともないわね……」


15: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/08(水) 01:27:14.781 ID:lpWN3sYy0

サターニャ「ということでラフィエル!今日から同棲するわよ!」

ラフィエル「き、気が早くないですか!?/////」

サターニャ「ガヴリールを納得させるにはそのくらいのことしなきゃダメなのよ!それに……」

ラフィエル「それに?」

サターニャ「私、ラフィとだったら一緒に暮らしたいと思うわ」

ラフィエル「!/////」

サターニャ「どう、いいでしょ?」

ラフィエル「……わ、私も、サターニャさんと同じ気持ちです……/////」

サターニャ「決まりね!んふふ」


18: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/08(水) 01:30:03.948 ID:lpWN3sYy0

サターニャ「で、どっちの家にしようかしら?」

ラフィエル「ここは公平に、じゃんけんで決めるということで……」

サターニャ「いいわ、勝った方の家に住む!行くわよ!じゃーん、けーん……」

ラフィエル「ぽん!……あら、私の勝ちですね♪」

サターニャ「じゃあラフィの家が今日から私たち二人の家ってことね!」

ラフィエル「きょ、今日からですか!?」

サターニャ「思い立ったが仏滅よ!今日帰ったら荷物とか持っていくから」

ラフィエル「わ、わかりました……」


20: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/08(水) 01:32:55.625 ID:lpWN3sYy0

サターニャ「来たわ!」ドッサリ

ラフィエル「荷物多いですね……」

サターニャ「主に服よ!」

ラフィエル「ああ、そういえばサターニャさん、どこで着るのか分からないような服をたくさん持っていらっしゃいましたね」

サターニャ「ちゃんと全部着てるわよ!もー、入るわ」

ラフィエル「どうぞどうぞ♪」

サターニャ「……あれ?ベッド大きくない?」

ラフィエル「……実は、その……」

サターニャ「?」

ラフィエル「……もしサターニャさんと2人で寝泊まりすることがあった時のために、少し前にダブルベッドを買っておいたんです……///」

サターニャ「そうなの?用意がいいわね!」

ラフィエル「シングルに2人は、ちょっと狭いですからね///」


23: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/08(水) 01:36:18.327 ID:lpWN3sYy0

サターニャ「逆五芒星のタペストリーはどこに貼ろうかしら」

ラフィエル「そ、そんなの貼らないでください!縁起でもない!」

サターニャ「えー?かっこいいじゃない」

ラフィエル「一応私天使ですからね!?」


サターニャ「ぬいぐるみは……ここでいいかしら」

ラフィエル「いいんじゃないでしょうか?可愛いですねこれ」

サターニャ「ふふ、でしょう?魔界名物ケルベロスぬいぐるみよ!」

ラフィエル「これ私がもらっていいですか?」

サターニャ「ダメよ!!」


25: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/08(水) 01:38:50.349 ID:lpWN3sYy0

サターニャ「という訳で!ここが私たちの新しい部屋よ!」

ラフィエル「です!」

ガヴリール「……なんかいろいろ混在しててわけわかんねーんだけど……」

ラフィエル「いいんですよ!天使と悪魔が混在してる時点で訳分からないですし!」

サターニャ「だいたいあんたの部屋に比べたらマシじゃない!」

ガヴリール「あーまーなんでもいいけど、お茶くらい出ないの?」

サターニャ「むっかー!なにこいつ!」

ラフィエル「ガヴちゃんはヴィーネさんに甘やかされすぎですよ!」

ガヴリール「うるさいなー」


26: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/08(水) 01:41:22.708 ID:lpWN3sYy0

サターニャ「……それで、どうなのよ?」

ガヴリール「あ?」ズズッ

ラフィエル「私たちがちゃんと恋人同士だって、納得してくれました?」

ガヴリール「え、あー……そういやそんなこと言ったっけ」

サターニャ「あんたが変なこと言ったから私たちが同棲する羽目になったんじゃない!」

ラフィエル「は、羽目になるって……」

ガヴリール「あーまあいんじゃね?ちゃんと恋人してるよ、うん」

サターニャ「でしょー!?なーっはっはっはっは!」

ラフィエル「サターニャさん、スルーされてますよ……」


28: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/08(水) 01:44:16.215 ID:lpWN3sYy0

ガヴリール「じゃあ私は帰るから、これから適当に仲良くやれよな」

サターニャ「当たり前でしょ!」

ラフィエル「当たり前です!」

ガヴリール「あーはいはい」


サターニャ「……あっさり帰ったわね」

ラフィエル「思ったより反応が薄くて寂しいですね」

サターニャ「そうね」

ラフィエル「……」

サターニャ「……」

ラフィエル「……今日から、ふたりで住むんですね」

サターニャ「……そうね」

ラフィエル「ドキドキしますね」

サターニャ「ワクワクするわ」


30: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/08(水) 01:47:50.169 ID:lpWN3sYy0

ラフィエル「さ!じゃあ晩ごはんにしましょうか!」

サターニャ「そうね!」

ラフィエル「サターニャさん、料理できますか?」

サターニャ「出来ないわ!」

ラフィエル「だと思いました!」


サターニャ「着替えたわよ!」

ラフィエル「まあ素敵!なんて可愛いコックさんなんでしょう♡」

サターニャ「でっしょー?ヴィネットにはウケが悪かったけどね」

ラフィエル「この可愛さが分からないなんて……ヴィーネさんもまだまだ甘いですね」

サターニャ「さ!まずは何をするの?」

ラフィエル「同棲する以上、家事は2人で分担してやる必要があります」

サターニャ「そうね」

ラフィエル「まずは料理の基本を覚えてもらうつもりです」

サターニャ「分かったわ!この天才シェフサタニキアに任せなさい!」

ラフィエル(任せられないから教えるのですが……まあ可愛いのでいいですね♡)


32: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/08(水) 01:51:19.216 ID:lpWN3sYy0

ラフィエル「包丁の使い方は分かりますよね?」

サターニャ「ええ!調理実習の時にヴィネットに教わったわ!」

ラフィエル「ではまず玉ねぎを切ってください」

サターニャ「ええ!?」

ラフィエル「なんですか?」

サターニャ「そ、それイヤ!切ってると涙が出てくるやつじゃない!」

ラフィエル「ああ、それはですね……」スッ

サターニャ「これは……割り箸?」

ラフィエル「これを奥歯で噛み締めながら切ると、目が痛くならないんですよ!」

サターニャ「ほんとに!?やってみるわ!」ガブ

ラフィエル「どうぞ!」

サターニャ「ふぁ!ほんほら、いはふあい!」ザクザク

ラフィエル(割り箸を噛みながら玉ねぎを切るサターニャさん!!最高に可愛いです!!/////)パシャパシャ


34: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/08(水) 01:53:58.771 ID:lpWN3sYy0

サターニャ「切れたわよ!楽勝ね!」

ラフィエル「その調子です!次はにんじんを切りましょう!」

サターニャ「これを切ればいいの?」

ラフィエル「にんじんは切る前に皮を剥くんです」

サターニャ「剥けないわよ」ガリガリ

ラフィエル「サターニャさん、爪じゃ剥けませんよ?」

サターニャ「えっ!?あ、そ、知ってるわよ!!」

ラフィエル「このピーラーを使ってください」スッ

サターニャ「ぴーらー……」

ラフィエル「こうやって、にんじんの形に沿って刃を滑らせると……」ピーッ

サターニャ「おお!!」

ラフィエル「さ!やってみてください?」

サターニャ「わかったわ!こうね!」ガガガッ

ラフィエル「そんなに力を込めなくてもいいんですよ!?」


36: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/08(水) 01:58:01.698 ID:lpWN3sYy0

ラフィエル「食材も切り終わりましたし、煮込んでいきましょうか」

サターニャ「あれ、そーいえば何作るの?」

ラフィエル「食材からある程度推測できると思うんですけど……今日はカレーを作ります」

サターニャ「カレー!いいじゃない!」

ラフィエル「まずは火をつけます、付け方は分かりますか?」

サターニャ「当たり前よ、ここを回せばいいんでしょ?」カチャ

ラフィエル「♪」ニコニコ

サターニャ「あ、あれ?おかしいわね……」カチャカチャ

ラフィエル「♪」パシャパシャ

サターニャ「えっ、なにこれ、全然付かないんだけど……(涙目)」カチャカチャカチャ

ラフィエル「ぷくくくく……」

サターニャ「ラフィ~、これ壊れてる~(泣)」カチャカチャカチャカチャ

ラフィエル「サターニャさん、それは押しながら回すんですよ……」プルプル

サターニャ「えっ?……ひゃ!点いた!」ボッ!!

ラフィエル(可愛すぎておかしくなりそうです……!!/////)


42: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/08(水) 02:03:36.989 ID:lpWN3sYy0

ラフィエル「なんとか完成しましたね!」

サターニャ「ええ!ふふっ、私の才能が発揮されてしまったかしら?」

ラフィエル(隠し味に醤油をまるまる1本入れようとした時は本当に焦りました……)

サターニャ「さ!食べましょ、いただきまーす!」

ラフィエル「いただきます♪」

サターニャ「じゃあはい、あーん」

ラフィエル「へ?」

サターニャ「あーん!いつもやってるでしょ?」

ラフィエル「あ、そうでしたね……あ、あーん///」パクー

サターニャ「どう?おいしい?」

ラフィエル「おいしいです!///」モグモグ

サターニャ「ふふ、当たり前よね♪」

ラフィエル(……ああ……///)モグモグ

ラフィエル(いつも夕食は一人で食べていましたから、なんだか新鮮で……///)ゴックン

ラフィエル(……幸せです……!/////)ニコッ

サターニャ「じゃあラフィ、私にも」

ラフィエル「へ?///」

サターニャ「あーーん」

ラフィエル「あっ、はい、あーん……///」

サターニャ「はむ!もむもむ……うん!おいしいわね!」

ラフィエル「そうですね!///」


43: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/08(水) 02:05:30.433 ID:lpWN3sYy0

サターニャ「ふー、食べた食べた……ごちそうさま」

ラフィエル「ごちそうさまです」ケプッ

サターニャ「お皿片付けなくちゃ、ラフィの分も洗っておくわね」カチャカチャ

ラフィエル「えっ、私がやりますよ?」

サターニャ「いいからいいから、サタニキア様に任せておきなさい?」

ラフィエル「サターニャさん……///」


サターニャ「どわー!!お湯あっつ!!きゃー!!割れたー!!ラフィー!!」ガチャーン!!

ラフィエル「さ、サターニャさん……」


47: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/08(水) 02:08:28.936 ID:lpWN3sYy0

ラフィエル「ふぅ……///」チャプ…

ラフィエル(なんだかちょっぴり疲れましたが、でも楽しかったです……///)

ラフィエル(学校が終わって、夕方になって、夜になってもサターニャさんと一緒にいるなんて……///)

ラフィエル「……なんだか、夫婦みたい……///」

ラフィエル「……はっ!わ、私は何を……///」カァァ

サターニャ「ラフィー!!」バタン

ラフィエル「きゃっ!?/////」

サターニャ「背中流してあげるわ!」

ラフィエル「え、ええっ!?///」

サターニャ「なに?せっかく一緒に住んでるんだから、それくらいさせなさいよ」

ラフィエル「あ、はい、いいですけど……///」


50: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/08(水) 02:11:31.332 ID:lpWN3sYy0

サターニャ「じゃあ洗うわよ?」

ラフィエル「お、お願いします!!///」

サターニャ「なんでそんな緊張してんのよ……」

ラフィエル「す、すみません……」

サターニャ「まあいいけど」ゴシゴシ

ラフィエル「あっ……///」

サターニャ「変な声出すんじゃないわよ」ゴシゴシ

ラフィエル「すみません、なんだか気持ちよくて……///」

サターニャ「そう?」ゴシゴシ

ラフィエル(力加減がちょうどいいです……優しくて、でも力強くて……///)

サターニャ「……ラフィってさー」ゴシゴシ

ラフィエル「は、はい?」

サターニャ「綺麗な肌してるわねー」ゴシゴシ

ラフィエル「へっ!?///」

サターニャ「白くてすべすべで、まさに天使って感じ」ゴシゴシ

ラフィエル「あ、ありがとうございます……///」ドキドキ


51: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/08(水) 02:14:53.169 ID:lpWN3sYy0

サターニャ「前も洗うわよ?」

ラフィエル「えっ!?そ、それは、自分で洗いますから……///」

サターニャ「いいから!」ピトッ

ラフィエル「ひゃっ!?(や、やわらかいなにかが背中に……!!/////)」

サターニャ「ほれほれ」ゴシゴシ

ラフィエル「あ、あああ……/////」ドキドキ

サターニャ「ほんっと憎たらしいほど大きいわねー」モミモミ

ラフィエル「……サターニャさんの、ですよ……?///」ボソッ

サターニャ「へ?」ムニュムニュ

ラフィエル「な、なんでもないです!///」

サターニャ「あ、そう?」ゴシゴシ

ラフィエル(うう、なんだか調子が狂いますね……///)ドキドキ


56: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/08(水) 02:18:23.291 ID:lpWN3sYy0

サターニャ「気持ちよかった?」シャワー

ラフィエル「はい……///」

サターニャ「そう、じゃあ私のことも洗ってくれるかしら」

ラフィエル「あっ、いいですよ?」

サターニャ「じゃあお願いー」

ラフィエル(……なんだかサターニャさんにドキドキさせられっぱなしで悔しいですね……あっ、そうです!///)

ラフィエル「い、行きますよ……?///」ドキドキ

サターニャ「うん……うん?」ムニュッ

ラフィエル「ふふふ、おっぱいスポンジです……/////」ヌルヌル

サターニャ「ひゃあああ!?!?な、何してんのよ!?/////」ビックゥゥ

ラフィエル「普通に洗うだけじゃ、恋人っぽくありませんから……うふふ///」モニュモニュ

サターニャ「あ、あぅ……/////」ドキドキ

ラフィエル(サターニャさん、これで引き分けですよ!/////)


57: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/08(水) 02:20:25.378 ID:lpWN3sYy0

サターニャ「あーさっぱりした///」

ラフィエル「そうですね///」

サターニャ(……なんかこっ恥ずかしいわね……///)

ラフィエル(ああ、私ったら、なんであんなに大胆なことを……///)

サターニャ「……ら、ラフィ!///」

ラフィエル「は、はい!?///」

サターニャ「……毎日やりなさいよね、あれ///」

ラフィエル「えっ!?……あ、はい……///」


59: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/08(水) 02:23:44.776 ID:lpWN3sYy0

サターニャ「あー、なんか幸せね……」

ラフィエル「そうですね……」

サターニャ「いつもこの時間って1人だったし、なんか安心するわ……」

ラフィエル「ぼーっとしてるだけで、なんだかいい気分です……」

サターニャ「うん……」

ラフィエル「……」

サターニャ「……ラフィ、だっこ」

ラフィエル「……はい♡」ギューッ

サターニャ「んっ……///」

ラフィエル「サターニャさん、シャンプーのいい匂いです……」クンクン

サターニャ「ラフィもね……」

ラフィエル「……」ギューッ

サターニャ「……あー……」

ラフィエル「……あったかいですね……」

サターニャ「うん……」


60: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/08(水) 02:25:48.108 ID:lpWN3sYy0

サターニャ「あ、もうこんな時間……そろそろ寝ようかしら」

ラフィエル「そうですね、明日も学校ですし……」

サターニャ「……」

ラフィエル「……」

サターニャ「……今日から、隣で、寝るのよね……///」

ラフィエル「……そう、ですね……///」

サターニャ「……どっちに寝る?///」

ラフィエル「さ、サターニャさんが選んでいいですよ?///」

サターニャ「えー……じゃあ私こっちにするわ」ポフッ

ラフィエル「では、私はおとなりに……」ポフッ


62: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/08(水) 02:29:01.840 ID:lpWN3sYy0

サターニャ「……ねーラフィ」

ラフィエル「はい?」

サターニャ「なんか私たち夫婦みたいね」

ラフィエル「えっ!?あっ、は、そーですね!!/////」

サターニャ「さっきからずーっと思ってたの」

ラフィエル「……わ、私もです……」

サターニャ「……夫婦なら、寝る前にすることあるわよね?」

ラフィエル「えっ!?/////」ドキッ

サターニャ「ほら……」

ラフィエル(ま、まさか、セッ……!/////)

サターニャ「おやすみのキス」

ラフィエル「……あ、あぁ……/////」

サターニャ「なんでちょっと残念そうなのよ」


65: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/08(水) 02:31:32.162 ID:lpWN3sYy0

サターニャ「……えーと」

ラフィエル「えーと……」

サターニャ「……じゃ、じゃんけんポン!」

ラフィエル「えっ!?」

サターニャ「やりなおし!じゃんけんポン!」

ラフィエル「ぽ、ポン!」

サターニャ「私の勝ちね!」

ラフィエル「ま、負けました……」

サターニャ「じゃあラフィ、ラフィからキスして?」

ラフィエル「えっ!?/////」

サターニャ「私が勝ったんだから当たり前でしょ?ほら早く」

ラフィエル「え、ええっ……と……/////」

サターニャ「ん!」

ラフィエル「……お、おやすみなさい……ちゅっ/////」

サターニャ「んっ……お、おやすみ/////」


66: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/08(水) 02:31:53.879 ID:lpWN3sYy0

ラフィエル「じゃあ、私はキスしたので……」


68: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/08(水) 02:33:13.741 ID:lpWN3sYy0

ラフィエル「サターニャさんは、私を抱きしめてくれませんか?」

サターニャ「えっ!?/////」

ラフィエル「い、いいじゃないですか!/////」

サターニャ「えー……わ、分かったわよ……/////」

ラフィエル「……お願い、します///」

サターニャ「……はい、ぎゅー……///」ギューッ

ラフィエル「んっ……///」

サターニャ「……あったかい、わね……」ドキドキ

ラフィエル「そう、ですね……」ドキドキ


69: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/08(水) 02:36:53.294 ID:lpWN3sYy0

サターニャ「……ねぇ、ラフィ?」

ラフィエル「はい?」

サターニャ「私、今すっごいドキドキしてるわ」

ラフィエル「……私も、です」

サターニャ「きっと、これから一緒に暮らしていく内に、ごはん食べさせ合ったり、背中流しあったり、抱き合って眠ったり、キスしたりするのも、みんな当たり前のことになると思うんだけど……」

ラフィエル「……」

サターニャ「……でもね、たぶん私、このドキドキは一生忘れないと思うわ」

ラフィエル「……そうですね、こんなにドキドキしてしまったら……きっと、忘れられません」

サターニャ「……約束、今日のことはずっと忘れないこと!いいわね?」ギュッ

ラフィエル「……はい、約束です♪」ギュッ


70: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/08(水) 02:37:27.733 ID:lpWN3sYy0

サターニャ「……ぐー、ぐー……」ギュッ

ラフィエル「……すぅ、すぅ……」ギュッ


72: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/08(水) 02:40:41.943 ID:lpWN3sYy0

サターニャ「……ん、朝……」

ラフィエル「おはようございます、サターニャさん♡」

サターニャ「……おはよう、ラフィ」

ラフィエル「朝ごはんの用意ができてますから、顔を洗って歯を磨いてきてください」

サターニャ「うん」


ラフィエル「朝から一緒にいられるっていうのも、なんだか新鮮ですね」

サターニャ「これからはずっと一緒にいるのよ?」

ラフィエル「ふふ、そうですね♪」

サターニャ「さ、学校行くわよ!ガヴリールとヴィネットにも見せ付けてやらなきゃ!」

ラフィエル「ええ!行きましょう!」


73: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/08(水) 02:44:32.874 ID:lpWN3sYy0

ラフィエル(一緒に歩く通学路……)

サターニャ(学校へ行く、ただそれだけなのに、二人でいると幸せに感じる)

ラフィエル(これが、愛というものなのでしょうか)

サターニャ(……愛してるわよ、ラフィエル)

ラフィエル(……サターニャさん、愛しています)


サターニャ「おはようヴィネット!」

ヴィーネ「あら、早いわね……あっ、そっか、ラフィと一緒に来たんだ」

ラフィエル「そうなんです♪」

サターニャ「ヴィネット、あなたのおかげで私たちもっと仲良くなれた気がするわ!特別に褒めてあげる!」

ラフィエル「ふふふ、ありがとうございますヴィーネさん」

ヴィーネ「そう?ならよかった、おめでとう2人とも」ニコッ


76: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/08(水) 02:46:52.634 ID:lpWN3sYy0

ガヴリール「うーす……あーねむ」

サターニャ「来たわねガヴリール!」

ラフィエル「どうですか!?」

ガヴリール「んー?あー……朝から胃もたれしそうだわ」

サターニャ「んふふ、やったわねラフィ!」ギューッ

ラフィエル「やりましたねサターニャさん!」ギューッ

ガヴリール「あーうっざ、余計なこと言わなきゃ良かった」

ヴィーネ「ふふ、ガヴったら素直じゃないわね」

ガヴリール「ヴィーネうるさい」


77: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/08(水) 02:48:22.141 ID:lpWN3sYy0

サターニャ「ラフィ!帰るわよ!」

ラフィエル「はい!」

ヴィーネ「いいなぁ2人とも、私も家に帰って一人ぼっちは寂しいなーって思ってたのよねー……」

ガヴリール「ふーん」

ヴィーネ「……」チラッ

ガヴリール「なんだよ、こっちみんな」


おわり


サターニャ「ラフィと同棲することになった」ラフィエル「うふふ♡」
http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1488903541/